写真の位置情報(Exif)を消す方法|iPhone・Android・PC別
結論:位置情報の削除に、写真をどこかへアップロードする必要はありません。ただし端末によって「消せる/消せない」が分かれます。
- iPhone:写真の詳細から「調整」→「位置情報なし」で消せます
- Android:カメラが記録した位置情報は、Googleフォトでは消せません(Google公式の仕様)。パソコンで消すか、書き出し直します
- Windows:ファイルを右クリック →「プロパティ」→「詳細」→ 個人情報を削除。まとめて処理できます
- 枚数が多いとき・Androidのとき:ブラウザだけで消せるツールでファイルから直接取り除けます
スマホで撮った写真には、写真そのものとは別に「どこで撮ったか」の情報が一緒に保存されていることがあります。フリマアプリに出品する、掲示板に載せる、知らない相手にメールで送る——そんなとき、自宅の場所が特定されないか気になりますよね。
検索すると「Exif削除サイト」がたくさん出てきますが、位置情報を消すために、その写真を見知らぬサーバーへ送るのは本末転倒です。この記事では、写真を端末から出さずに位置情報を消す方法を、機種別に説明します。
Exif(イグジフ)とは?写真に何が記録されているのか
Exifとは、写真ファイルの中に画像と一緒に保存されている撮影時のメモ書きのようなものです。写真を見ただけでは分かりませんが、ファイルを受け取った人が調べれば読み取れます。
| 記録される情報 | 内容の例 | 気にする度合い |
|---|---|---|
| 撮影日時 | 2026年7月29日 18時42分 | 低い |
| カメラの機種 | iPhone、機種名 | 低い |
| 撮影設定 | シャッター速度、絞り、ISO感度 | 低い |
| 位置情報(GPS) | 緯度・経度(地図上のほぼ正確な地点) | 高い |
| 向き | 縦・横などの回転情報 | 低い |
問題になるのは実質的に位置情報だけです。しかもこれは、カメラアプリで位置情報の利用を許可している場合に記録されるもので、オフにしていれば最初から入っていません。
どんなときに気をつけるべきか
過度に怖がる必要はありませんが、次の場面では確認しておくと安心です。
- フリマアプリへの出品:自宅で撮った商品写真に、自宅の位置が入っている可能性があります
- 元のファイルをそのまま送るとき:メール添付、クラウドの共有リンク、AirDropなど、画像が加工されずに渡る経路
- 掲示板や匿名アカウントへの投稿:身元を明かしたくない場面
位置情報(現在地・撮影場所)が入っているか確認する方法
まず、そもそも入っているかを確かめましょう。入っていなければ何もする必要はありません。アプリによって「位置情報」「撮影場所」「現在地」と呼び方が変わりますが、どれも同じものを指しています。
- iPhone:写真アプリで画像を開き、上にスワイプ(または
iボタンをタップ)。地図が表示されれば位置情報が入っています。 - Android:Googleフォトなどで写真を開き、詳細情報を表示。撮影場所の地図が出れば入っています。
- Windows:ファイルを右クリック →「プロパティ」→「詳細」タブ。下の方に「GPS」の項目があれば入っています。
Androidで写真の位置情報を消す
先に知っておくこと:Googleフォトでは消せない位置情報があります
Androidでの消し方として「Googleフォトで撮影場所を削除する」と紹介されていることが多いのですが、これには見落とされがちな制限があります。Google公式のヘルプには、はっきりこう書かれています。
変更または削除できるのは、推定された撮影場所と、手動で追加した撮影場所のみです。カメラによって自動的に追加された撮影場所は、Google フォトで更新や削除することはできません。
Google フォト ヘルプ「写真の撮影場所の情報を確認、編集する」(2026年8月8日確認)
つまり、カメラアプリが撮影時に写真へ書き込んだ位置情報——いちばん消したいもの——は、Googleフォトの操作では消えません。Googleフォトで消せるのは、Google側が後から推定して付けた撮影場所と、自分で手入力した場所だけです。
ここを知らないと、「撮影場所を削除」を押して安心したのに、そのファイルをメールやフリマアプリで送ったら位置情報がそのまま相手に渡っていた、ということが起こり得ます。アプリの画面から場所の表示が消えても、ファイルの中身が書き換わったとは限りません。
Googleフォトで撮影場所を削除する手順(推定・手動追加の場合)
- Googleフォトアプリで対象の写真を開く
- その他(︙)→ 編集アイコンをタップ
- 「撮影場所を削除」をタップ
複数まとめて処理したいときは、写真を選択した状態で その他(︙)→「撮影場所を編集」→「撮影場所を削除」 と進みます。パソコンの photos.google.com でも同じ操作ができます。
カメラが記録した位置情報を確実に消す方法
残念ながら、Android本体の標準機能だけで確実に消す方法は用意されていません(機種によっては、メーカー独自のギャラリーアプリに削除項目がある場合があります)。確実なのは次の2つです。
- パソコンに写真を移して消す:後述のWindowsの手順なら、複数ファイルをまとめて処理できます
- ファイルから直接取り除く:位置情報(Exif)削除ツールなら、スマホのブラウザだけで完結します(後述)
「写真の位置情報を消す android」で調べてたどり着いた方にとっては、ここが実質的な答えになります。Googleフォトの「撮影場所を削除」だけでは終わらない場合がある、という点だけ覚えて帰ってください。
Googleフォトの位置情報をオフにする(これから撮る写真・共有するとき)
ここまでは「すでに撮った写真から消す」話でした。これとは別に、これから記録されないようにするという対処があります。「消す」と「オフにする」は別の作業です。
共有するときに位置情報を渡さないようにする
Googleフォトのヘルプによると、アルバム・リンク・会話などで共有したアイテムには、初期設定では位置情報の詳細は含まれません(パートナーとの共有を行っている場合を除く)。含めるかどうかは自分で選べます。
ただしこれはGoogleフォト上で共有したときの話です。写真ファイルそのものをメールに添付する、フリマアプリにアップロードするといった場合は対象外なので、ファイルから消しておく必要があります。
撮影場所の「推定」をオフにする
- パソコンで photos.google.com を開く
- 設定アイコン →「位置情報」を開く
- 「位置情報のない写真の撮影場所を推定する」をオフにする
「フォト 位置情報 オフ」で探している方が求めているのは、多くの場合この設定です。なおオフにしても、すでに推定された撮影場所は自動では消えません。過去の分は手動で削除してください。
カメラ側で記録そのものをやめる(いちばん確実)
撮るたびに消すのは手間です。位置情報を使う予定がないなら、最初から記録しない設定にしてしまうのが確実です。
- Android:カメラアプリの設定を開き、「位置情報を保存」「位置情報タグ」などの項目をオフにする
- iPhone:設定 →「プライバシーとセキュリティ」→「位置情報サービス」→「カメラ」→「なし」を選ぶ
ただし、旅行の写真を地図で振り返る機能などは使えなくなります。普段はオフにしておき、必要なときだけオンにするという使い方が現実的です。
iPhoneで写真の位置情報を消す
- 写真アプリで対象の写真を開く
- 上にスワイプするか
iボタンをタップして詳細を表示する - 「調整」をタップし、「位置情報なし」を選ぶ
これで写真そのものから位置情報が外れます。また、共有するときだけ外すこともできます。共有ボタンを押したあと、上部に表示される「オプション」を開き、「位置情報」をオフにしてから送信してください。元の写真は変えずに、送る相手にだけ位置情報を渡さずに済みます。
パソコン(Windows)でまとめて消す
- 写真ファイルを右クリック →「プロパティ」
- 「詳細」タブを開く
- 下部の「プロパティや個人情報を削除」をクリック
- 「可能なすべてのプロパティを削除してコピーを作成」を選んでOK
この方法は複数のファイルをまとめて選んでも実行できます。元のファイルは残り、情報を消したコピーが新しく作られるので、失敗しても安心です。
ブラウザだけでファイルから直接消す(スマホ可・まとめて可)
パソコンが手元にない、枚数が多い、Androidで消せなかった——そんなときは、写真ファイルそのものから情報を取り除いてしまうのが確実です。Androidをお使いの方にとっては、これが現実的な答えになります。
当サイトの写真の位置情報(Exif)削除ツールは、この作業をブラウザの中だけで行います。写真を読み込むと、まず何が記録されているか(緯度・経度、撮影日時、カメラの機種)を表示します。確認してから消せるので、そもそも入っていない写真に手を加えずに済みます。
削除のしかたにも一手間かけています。写真ファイルは「画像そのもの」と「撮影時のメモ」が別々の区画に入っているため、メモの区画だけを取り除けば、画像には一切触れずに済みます。画像を作り直さないので画質がまったく変わりません。処理のあとは書き出したファイルをもう一度読み直して、位置情報が残っていないかを確認した結果まで表示します。
写真に何が入っているかを確認してから、位置情報だけを消せます。JPEG・PNGは画質を落としません。写真はサーバーに送信されず、ブラウザの中だけで処理されます。枚数無制限・登録不要です。
位置情報(Exif)削除ツールを開く(無料・登録不要)サイズも一緒に整えたいときは画像リサイズツールが使えます。こちらは写真を指定サイズで描き直す方式なので、リサイズと同時に撮影情報も引き継がれません。
「Exif削除サイト」に写真を上げるのは本末転倒
「exif 削除」で検索すると、写真をアップロードすると情報を消して返してくれるサイトが並びます。手軽ではありますが、少し立ち止まって考えてみてください。
位置情報を人に知られたくないから消したいのに、その写真を「位置情報つきのまま」見知らぬサーバーへ送っている——これでは目的と手段が逆になっています。相手のサーバーには、位置情報が入った状態の元ファイルが一度届いているからです。
上で紹介したiPhone・Windows・書き出し直しの方法は、いずれも端末の中だけで完結します。まずはそちらを試してください。Webツールを使う場合も、ブラウザの中だけで処理するタイプを選べば、写真が外に出ることはありません。
よくある質問
写真の位置情報(Exif)とは何ですか?
写真ファイルの中に一緒に保存されている撮影情報のことです。撮影日時、カメラの機種、レンズの設定などが記録され、位置情報をオンにして撮影した場合は撮影場所の緯度・経度も含まれます。画像そのものには写っていませんが、ファイルを受け取った人が調べれば読み取れます。
Googleフォトで撮影場所を削除すれば、写真の位置情報は消えますか?
消えるとは限りません。Google公式のヘルプによると、Googleフォトで変更または削除できるのは推定された撮影場所と手動で追加した撮影場所のみで、カメラによって自動的に追加された撮影場所は更新も削除もできません。カメラが撮影時に記録した位置情報を消すには、パソコンでファイルのプロパティから削除するか、画像を書き出し直す必要があります。
Androidで写真の位置情報をまとめて消せますか?
Android本体の標準機能だけでまとめて消す方法は用意されていません。パソコンに写真を移してWindowsのプロパティから複数選択して削除するか、ブラウザの中だけで動く画像ツールで複数枚を書き出し直す方法が現実的です。どちらの方法も写真を外部のサーバーに送らずに処理できます。
SNSに投稿すると位置情報は相手に伝わりますか?
主要なSNSの多くは、投稿時に画像を再圧縮する過程でExifが失われるため、そのまま伝わることは一般的ではありません。ただし仕様は変わる可能性があり、フリマアプリやメール、クラウドストレージの共有リンクなど、元のファイルがそのまま渡る経路では位置情報が残ったままになることがあります。心配な場合は送る前に自分で消すのが確実です。
写真をアップロードせずに位置情報を消せますか?
消せます。iPhoneの写真アプリとWindowsのファイルのプロパティにはExifを削除する機能が用意されており、いずれも端末内で完結します。Androidはカメラが記録した位置情報を標準機能では消せないため、パソコンで処理するか、ブラウザ内だけで動く画像ツールで書き出し直してください。書き出し直した画像には元の撮影情報は引き継がれません。
リサイズすると位置情報は消えるのですか?
当サイトの画像リサイズツールの場合は消えます。元の写真を新しい画像として描き直して書き出す方式のため、元のファイルに付いていた撮影情報は引き継がれません。ただしすべてのリサイズソフトが同じとは限らず、Exifを保持したまま出力するものもあります。心配な場合は書き出したファイルのプロパティで確認してください。
そもそも位置情報を記録しないようにできますか?
できます。iPhoneは設定のプライバシーとセキュリティから位置情報サービスのカメラの項目を「なし」に、Androidはカメラアプリの設定で位置情報の保存をオフにします。撮影のたびに消す手間がなくなるため、位置情報を使う予定がないなら最初からオフにしておくのが確実です。
まとめ
写真の位置情報は、正しく知っていれば怖いものではありません。押さえるのは3点です。
- 消すのに外部サービスは要らない。iPhoneとWindowsは標準機能で完結し、それ以外もブラウザ内で処理すれば済む
- Androidは要注意。Googleフォトの「撮影場所を削除」では、カメラが記録した位置情報は消えない
- 元ファイルがそのまま渡る経路(メール・フリマ・共有リンク)だけ注意すればよい
- 使う予定がないなら記録しない設定に。撮影済みの写真は個別に消す
「位置情報を消すために写真をアップロードする」という遠回りだけは避けてください。手元で終わる作業です。
Androidで消せなかった写真も、枚数が多い写真も、ブラウザだけで処理できます。何が入っているかを確認してから消せて、JPEG・PNGは画質もそのままです。写真はサーバーに送信されません。
位置情報(Exif)削除ツールを開く(無料・登録不要)おすすめサービス(PR)